地域で頑張っている会社のためのGA4の目標設定

前回の

地域で頑張っている会社のためのGA4の設定

という記事で最低限設定しておきたい項目をご紹介しました。

今回は目標設定の仕方です。

運用サポートに入った時にGoogleアナリティクスの設定を確認すると、目標設定をしていないケースが多くあります。

目標設定をすることで、ホームページに訪れたユーザーがどのような動きをして目標を達成（コンバージョン）したかがわかります。

ホームページのどの情報が役に立っているのかがわかるので、目標設定をしていなければキチンと設定をしましょう。

あまりGoogleアナリティクスに詳しくないけど自分でやらないといけない、中小企業のホームページ担当者向けです。

GA4だけで出来る簡単な設定のみのご紹介です。

Googleタグマネージャーが必要なクリックやタップイベントなどは今回は触れていません。

目標（コンバージョン）の決め方

ホームページのゴールをどのように決めるかは、ホームページの役割によって変わってきます。

ECサイトは購入になります。

ECサイトではないホームページだと

• お問い合わせ完了
• 見積もり依頼完了
• 資料請求完了
• 見学会申し込み完了
• 来場予約完了
• 相談会予約完了
• 電話の発信
• LINE友達追加ボタンのタップ
• PDFのダウンロード
• 特定ページの表示

などホームページ上でユーザーに完了してほしい行動になります。

GA4の目標設定のやり方

今回はGA4だけで設定できる「フォームの送信完了」「特定ページの表示」を説明します。

クリックやタップで計測する

• 電話の発信
• LINE友達追加ボタンのタップ
• PDFのダウンロード

などはGoogleタグマネージャーも絡めた設定をしないといけません。

手順1：目標を決める

• フォームの送信完了
• 特定ページの表示

などユーザーにホームページで行動してほしい内容を決める。

お問い合わせフォームなどの送信してサンキューページか、または、アクセス方法などページを見たなど特定のページの表示が目標になります。

手順2：イベントを作成する

GA4はユーザーの行動をイベント単位で計測しています。

目標設定をする前に、特定のページを見たというイベントを作成しなければいけません。

GA4の左のアイコンの一番下をクリックして、イベントを作成ボタンをクリック。

イベントの作成画面が開くのでクリック

カスタムイベント名に「サンクスページ到達」、「見学会申し込み完了」など、わかりやすい名前を入れます。

一致する条件の設定は2枠必要なので「条件を追加」して表示を増やします。

一致する条件の1行目

パラメーター：event_name

演算子：次と等しい

値：page_view

ページビューというイベントの名前と等しいという意味です。

一致する条件の2行目

パラメーター：page_location

演算子：次を含む

値：計測したいページのURLの一部　例：/thanks とか

値の部分は送信完了ページのURLを入れます。

https://〇〇〇.com/thanks なら　/thanks

https://〇〇〇.com/contact/thanks なら　/contact/thanks

演算子も「次を含む」にしておけば計測漏れが起きにくいです。

指定したページの場所は 例：/thank 　ですという意味です。

条件1と2が合わさって、

指定したページの 例：/thank 　で　ページビューがあったら

カスタムイベント名「サンクスページ到達」

が発生します。

入力がおわったら右上の作成ボタンをクリック。

フォームのお問い合わせでテスト送信をしてリアルタイムのレポートで設定したカスタムイベントが計測できているか確認。

リアルタイムのレポートとありますが、実際は数分おくれて計測されますのですぐには出てこないです。

手順3：コンバージョンとしてマークを付ける

設定したカスタムイベントを「コンバージョンとしてマークを付ける」をオンにして目標設定が終わりです。

設定したカスタムイベントはすぐに既存のイベント一覧にでてきませんので、24時間ほどまって再度確認をしてください。

一覧にでていたらオンにするだけで完了です。

一覧に出ていなければイベントの設定で間違えがないかどうか確認をして、再度テストでフォームの送信をためしてみてください。

まとめ

アクセス解析のツールをいれても目標設定をしていないと改善のポイントがわかりません。

目標設定（コンバージョン設定）をキチンとして売上に貢献をするユーザーの動きをみていきましょう。

今回はGoogleタグマネージャーを使わない場合の設定ですが、クリックやタップのイベントでの計測をしたい場合はGoogleタグマネージャーが必要です。

導入していない方はこの機会に導入をしてみることをおススメします。

自分では難しいかな？と思ったらまずはご相談ください。

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のご相談もお待ちしています。