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ホームページ制作はレスポンシブ対応が必須!制作の基礎知識を徹底解説

 
Writter:LCT 編集部
2022.10.15
レスポンシブデザインでHP制作をする

あなたは普段、サイトをどの端末で閲覧しているでしょうか。

PC、スマートフォン、タブレット。様々なデバイスがありますが、どの端末で閲覧してもWebサイトのレイアウトは多くの場合、整っているかと思います。

このことからもわかるように、どのデバイスでも見やすいホームページを作る必要があります。この時に必要となるのが「レスポンシブ対応」です。

しかし、レスポンシブ対応と言われても、具体的にわからないという人も少なくないかもしれません。

そこでこの記事では、レスポンシブに関する注意点や基礎知識まであらゆる角度からご紹介していきたいと思います。

レスポンシブWebデザインの必要性

レスポンシブWebデザインの必要性

レスポンシブWebデザインとは、どのデバイスからみても見やすく使いやすいページレイアウトのことを言います。

コンピューターで開設したホームページがレスポンシブ対応となっていなければ、他のデバイスであるスマートフォンやタブレットで見たときにわかりにくく、見えにくいホームページとなってしまうのです。

どのデバイスでも見やすいホームページにするため、レスポンシブ対応にすると最適なレイアウトで表示されます。

現在、多くの人がスマートフォンを持つようになったことでインターネットもコンピューターよりスマートフォンで見る人の方が多いかもしれません。しかし、もともとはコンピューターで見ることが多かったため、多くのホームページはコンピューターで見やすい設定をとっていました。

そのため、今スマートフォンでインターネットを見たときに文字が小さすぎたり、デザインがおかしかったりすることがあり、スマートフォンでインターネットを見ても問題がないような対策をとる必要が出てきたのです。

このように、スマートフォンなどで見やすくする対策が今や必須となっています。

既に多くのホームページがレスポンシブ対応となっているかと思いますが、まだレスポンシブ対応に直していない方がいらっしゃればすぐにレスポンシブ対応にする方がいいでしょう。

レスポンシブWebデザインにするメリット3つ

レスポンシブWebデザインにするメリット

ここからはレスポンシブWebデザインのメリットについてご紹介していきます。

  • 管理しやすい
  • シェアされやすい
  • 検索エンジンの上位に表示されやすい

管理しやすい

なんといっても、管理がしやすいことがメリットとなります。

レスポンシブデザインを導入することでホームページを管理するHTMLファイルが1種類で済みます。

そのため、デバイスごとにHTMLファイルを修正、更新しなくてよくなりました。デバイスごとの修正や更新をしなくて済むのは作業をする上でかなり楽になるでしょう。

シェアされやすい

今までスマートフォンからの場合は「スマートフォン版はこちら」と新たにURLがでてきてそこから移動することでホームページが見られるようになっていました。もしかすると、経験したことがあるのではないでしょうか。

どのデバイスでもレスポンシブデザイン化すると同じURLで表示されるので、ストレスもかからずシェアもしやすいです。

それによりSNSでも拡散されやすく、ページの遷移もないためストレスなくページを閲覧することができるのです。

検索エンジンの上位に表示されやすい

レスポンシブデザインを設定したホームページは、スマートフォンや様々なデバイスに対応するので問題なくホームページを見ることができます。

そのため、「スマートフォンでも最適化している」と検索エンジンに判断されることで検索上位にあがり、評価も高くなるのです。

このようにスマートフォンなどでも最適化されていることを「モバイルフレンドリー」と言います。

スマートフォンを使う人が圧倒的に増えている今、モバイルフレンドリー対応することが求められているのです。

レスポンシブWebデザインのデメリット3つ

レスポンシブWebデザインのデメリット

レスポンシブWebデザインのデメリットは、下記のとおりです。

  • スマホの表示に時間がかかる
  • コーディングに時間がかかる
  • Webデザインが崩れやすい

スマホの表示に時間がかかる

レスポンシブ対応にすると、スマートフォンでもパソコン向けに書かれているHTMLやCSSを読み込んでしまうので時間がかかるのです。

ホームページが表示されるのに時間がかかるとその分読者が離脱する可能性が増えてしまい、SEO観点からみてもマイナス評価になるというデメリットがあります。

コーディングに時間がかかる

コーディングとはHTMLやCSSなどのプログラミング言語での作業のことを言います。ホームページをレスポンシブデザイン化するには、デバイスごとに対応するソースコードを記述をしなければならないので、その分手間がかかるのです。

Webデザインが崩れやすい

レスポンシブデザインを導入するとWebデザインに制限がでてしまうことがあり、自由度が下がるなどのデメリットがあります。

理由は、全てのデザインで同じHTMLを使うためにコンピューターやスマートフォン、タブレットなどのどれかでレイアウトを変えてしまうと表示が崩れる場合があるのです。

Webデザインに必要な知識をもっていないと対処できないこともあるので、注意しましょう。

レスポンシブWebデザインの注意点4つ

レスポンシブWebデザインの注意点

レスポンシブWebデザインの注意点は下記のとおりです。

  • 対応デバイスを考える
  • スマホから設定する
  • 画像ファイルは小さく少なくする
  • 高解像ディスプレイに対応する

上記4つについて、それぞれ解説していきます。

対応デバイスを考える

コンピューターとスマートフォン対応にしておけば問題ないと思ってホームページを作ると、タブレットで見たときにやはりデザインが崩れていることもあります。

大変ではありますが、どのデバイスでも対応できるようにしておく方がいいのではないでしょうか。

読者がどこから来るのか、どのデバイスを問題なく表示させたいのか考えてみるのがいいかもしれません。

スマホから設定する

コンピューターと違ってスマートフォンは画面が小さいです。

そのため、コンピューターで作った文章が3行ほどだったものがスマートフォンだと画面の大半を文字で埋め尽くされる可能性があります。

そのためコンピューターで作るのもいいのですが、可能であればスマートフォンから設計すると問題なくホームページ制作ができるでしょう。

スマートフォンやタブレットなどできるだけ意識して作るのがいいと思います。

画像ファイルは小さく少なくする

スマートフォンでは画像の読み込みに時間がかかるため、できるだけ画像ファイルは小さいものを使い、CSSやWebフォントを使うのがいいと思います。

他に、CSSスプライトというのも使うといいかもしれません。

画像の幅に合わせて画像を読み込むことを考えて、小さいものに切り替えておくといいかと思われます。

高解像ディスプレイに対応する

様々なスマートフォンを使っていると思いますが、その中でiPhoneはRetinaディスプレイという、今までよりさらに高解像度で表示されるようになりました。

そのため、縦横2倍サイズの画像を用意したほうがいいでしょう。

ただ、Androidのスマートフォンを使っている人も多くいますよね。

iPhoneでは2倍サイズにするといいと言いましたが、Androidでは機種により3倍の画像が必要なスマートフォンも出ているので、どのように設定するか判断が難しいところではあります。

レスポンシブ対応にする3つの方法

レスポンシブ対応にする方法

レスポンシブ対応にする方法は、下記のとおり3つあります。

  • HTMLとCSS対応
  • 自動変換ツール
  • WordPressのプラグイン利用

HTMLとCSS対応

ホームページは、HTMLとCSSというプラグラミング言語を組み合わせて制作されています。

HTMLで枠組みを作り、CSSは文字に関する表示形式のような形で作られているのです。

レスポンシブ対応のホームページ制作をすると、HTMLはmetaタグ内でviewport値を指定する方法、CSSではMedeia Queryなどを使う必要があります。

この方法が、もっともシンプルにホームページ制作ができるのです。

しかし上記のmeta viewportやMedeia Queryはそれほど難しいものの、やはり少しHTMLとCSSの知識がないと難しいかもしれません。

そのため、ある程度勉強する必要がでてきます。

自動変換ツール

HTMLやCSSを使わず自動変換ツールを利用する方法もあります。

これは今あるホームページを再利用する形です。

様々な趣向をこらして素敵なホームページが作られていると思います。これらは全てコードで作られているのです。そのため、作ったホームページのコードを自動変換ツールを利用してアップデートする方法があります。

WordPressのプラグイン利用

WordPressを利用している場合、既にあるホームページをレスポンシブ化する方法として、プラグインを利用する方法があります。

WordPressはコーディング不要で「テーマ」と呼ばれている多くのテンプレートを利用することで、簡単にホームページ制作ができるのです。

さらにWordPress自体は必要な機能をつける「プラグイン」と呼ばれているものが無料(一部有料)で追加できます。追加する方法も簡単であっという間にできると思います。

多くのプラグインが無料なため、使いやすいのではないでしょうか。

またスマートフォン対応になるプラグインを追加すれば、自動的にレスポンシブ対応のホームページ制作ができるでしょう。

ただ一つ注意しなければならないのは、便利だと思ってプラグインを増やさないようにする必要があります。あまり多くのプラグインを利用すると表示に影響がでることもあるため、気をつけたほうがいいでしょう。

正しく表示されてるのかチェックを忘れずに

正しく表示されてるのかチェックする

ここまでレスポンシブ対応について書いてきましたが、最後に正しく表示されているかを確認しましょう。方法としては下記のとおりです。

  • 画像の確認
  • モバイルフレンドリーテスト

画像の確認

コンピューターで作成したホームページがレスポンシブ対応になっているか、また問題がないかを確認する必要があるでしょう。

コンピューター上では、ブラウザーの表示の幅を変えることでスマートフォンやタブレットサイズの確認もできます。

例えば、幅を狭くするとスマートフォン表示、広くするとタブレット表示と確認が可能に。幅は、ピクセル数を変えることで確認できます。

GoogleのChromeをブラウザに使っているのであれば上記のような確認ができますが、検証ツールを使用するとよりやりやすいでしょう。

モバイルフレンドリーテスト

Googleが提供している「モバイルフレンドリーテスト」というものがあります。

方法は簡単で、自分のホームページのURLを入力して「URLをテスト」ボタンを押すだけです。これでスマートフォンへの対応がわかり、「このページはモバイルフレンドリーです」と出れば問題がないということです。

もし、「モバイルフレンドリーではありません」と出た場合は初めから見直す必要がでてきます。

まとめ

現在、多くの人がコンピューターだけでなくスマートフォンやタブレットでインターネットを見ています。そのような方のため、表示を問題なくする方法が「レスポンシブ対応」でした。

テンプレートを利用するなど、この記事を読んで試してみたいと思ったことを試してみてはいかがでしょうか。もし、不安があったりわからない時はプロに相談するのもいいかもしれません。

せっかく作ったホームページなので、誰にでも読めるようにレスポンシブ対応のホームページを作りたいですね。

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