見積もりが必要な場合の費用の掲載の仕方

山田修史です。

福岡市のホームページ制作会社の株式会社リクトに所属して、ホームページの運用のアドバイスやサポートをやっています。

今回は、見積もりが必要なサービスの費用表示のお話。

お客さまの声アンケートをとっていると、

• 予算内におさまるか心配
• いくらになるかわからない
• 見積もりが出た後で追加がでるかもしない

など、費用に関する心配や悩みの回答をみかけます。

お客さまの悩みや不安に思っていることをヒントにホームページの改善を考えてみましょう。

たとえば10,000円という費用が高いか安いかは、商品やサービス、お客さまの状況によって感じ方が変わります。

費用がわからず、不安になりお問い合わせを逃しているかもしれません。

見積もりが必要なサービスの場合、費用の表示方法についてのヒントです。

具体的な事例をご紹介できるように、クライアントさんに許可をいただきました。

ご協力いただいたのは、

害虫・有害獣駆除の日東防疫株式会社さま

庭木の手入れや剪定の株式会社宮原福樹園さま

です。

どちらも現場の状況がわからないと詳細で適正な費用を算出ができない業種です。

見積もりがある業種には参考費用と費用分布図がおススメ

ホームページをみているお客さまは「自分が依頼したい内容の事例」「改善したい内容の成功例」を探しています。

掲載している事例に費用を明記すればいいのですが・・・

お客さまの事情なども考慮されることが多く、同じサービスでも人によって費用がかわってしまいますよね。

参考費用としての掲載

参考費用：〇〇万円(税込)～

と「～」表記をいれて表記をする。

同じサービスを提供した時に、概算でいくら？と聞かれたときに伝える費用を表示してみましょう。

参考費用をみて高いか安いかの判断はお客さまにしかわかりません。

参考費用がわかれば、予算の目安や、想定した費用と比べて検討がすすみます。

費用分布図としての掲載

事例掲載されたお客さまから費用は表示してほしくないといわれたり、参考費用はやはり掲載しにくいなど事業者さまによっては事情があるはずです。

そのような場合は、費用分布図がおススメ。

対象のサービスの過去1年くらいの費用を洗い出して、費用帯ごとにまとめて割合を表示してみましょう。

大幅に安い、または高い価格帯がある場合は、注意書きをあわせて掲載をします。

日東防疫株式会社さまのイタチ駆除の費用分布図

株式会社宮原福樹園さまの伐採と伐根の費用分布図

グラフにすることで下限と上限や費用の割合がわかるようになりました。

いくらになるかわかからない不安をある程度、払拭できます。

まとめ

参考費用を表示することや、費用分布図にすることで、見積もりの不透明さを無くしましょう。

お客さまが事前に費用感を理解することで、お問い合わせの質もあがります。

実際に費用分布図を導入したことで、費用がわかりやすかったというお客さまの声を日東防疫さま、宮原福樹園さまからも聞いています。

このようなお客さまの声もあわせて掲載するとよりよいでしょう。

「参考価格」「費用分布図」「お客さまアンケート」で信頼感がアップします。

たとえば

・相見積もりでの比較になった場合

・他社が不当に安い費用を提示した場合

このような場合でも信頼感で選ばれることが多くなるはずです。

業界的に費用を載せにくいのであれば、こうした掲載の仕方でお客さまに選ばれるポイントを増やしてみましょう。

この情報があなたのホームページや集客の改善につながればとてもうれしいです。

『「A4」1枚アンケート』と「マンダラ広告作成法」のセミナーや研修、ホームページの運用サポートのご相談もお待ちしています。

ご参考になればと思います。

リクトのホームページ制作費用の目安と相場もご確認下さい。

書いた人：山田修史

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